会談には、小川淳也幹事長、重徳和彦政務調査会長、源馬謙太郎国際局長、阿部祐美子国際局副局長、岡田華子国際局副局長、齋藤裕喜国際局副局長が同席しました。
冒頭、野田代表は総理在任中にゲイツ議長と面談した際にポリオの撲滅について意見交換したエピソードに触れ、「グローバルサウスの人たちに対する支援、グローバルヘルスの課題解決のために20数年にわたって、大変大きく貢献をされていることに心から敬意を表したい」と述べました。
ゲイツ議長は、前回の面談から、震災、パンデミック、ロシアによるウクライナへの侵攻など困難な状況があったが、国際社会の取り組みなどにより新しいワクチンが開発され、5歳未満に死亡する子どもの数が半減したと説明しました。
国際的に対外援助の縮小が進むなか、ゲイツ財団として今後20年間で総額2000億ドルを途上国支援に拠出することで5歳未満で死亡する子どもの数のさらなる縮減など、より多くの命を救い、生活の質の改善への取り組みを進めることを表明する一方で、グローバルヘルス分野での日本のリーダーシップへの期待を示しました。
会談では、AIの今後、海外支援政策、国連機関の重要性などについて、意見交換が行われました。

