衆議院選挙熊本1区・2区、立憲民主党熊本県連が擁立へ…4区は見送る方針

 

 立憲民主党熊本県連は、次期衆院選の熊本1、2区で候補者擁立を目指し、4区は見送る方針を明らかにした。候補者の1人には、7月の参院選熊本選挙区(改選定数1)に出馬して敗れた前県議の鎌田聡氏(60)が浮上しているという。

(読売新聞9.19)

 17日夜、熊本市で常任幹事会を開いた後、西聖一代表代行らが報道陣に明らかにした。鎌田氏については「勝てる候補として一番適任」とし、「比例票も考えなくてはいけない。勝てるのはどのポイントなのかを考えて調整していく」と述べた。また、1区での擁立を発表していた県連副幹事長の出口慎太郎氏(43)は出馬を見送ることになったとした。

 昨年10月の衆院選は自民党の公認候補が県内4選挙区で全勝し、野党候補の比例復活も許さなかった。立民、共産、社民党の県組織は候補者の競合を避ける「すみ分け」を図り、立民は1、4区に擁立していた。次期衆院選の熊本4区では、日本維新の会の矢上雅義氏(65)が出馬を予定している。

PAGE TOP