専業農家の長男として農政の現場を知る野田国義候補は、コメ問題に言及。「農政をここまで衰退させたのは自民党だ」と指摘し、「日本の食料自給率は30%台。このままでは国民の命すら守れない」と警鐘を鳴らしました。
その上で、「農業、林業、水産業といった第一次産業を立て直すことこそが、真の地方創生につながる」と訴え、「この仕事を、私に託していただきたい」と支援を呼びかけました。
■野田佳彦代表

野田代表は、物価高が家計を直撃するなか、立憲民主党が提案する「責任ある物価高対策」の柱として、ガソリン税の暫定税率廃止を訴えました。「本来一時的だった税率上乗せが51年も続いているのは異常だ。今や課税根拠も失われている」と語りました。さらに「40リットル入れて1000円安くなる。ガソリン車が生活必需の福岡では、まさに切実な問題」と指摘。立憲など野党7党が衆院で廃止法案を可決したにもかかわらず、参院では自公が反対して廃案となった経緯を説明し、「この状況を変えるには、参院での勢力も変えなければならない」と訴えました。そして、3人区である福岡選挙区の特性を踏まえ、「この暫定税率を守った政党を2つも通すのは、福岡県民の意思に本当に沿うのか」と問いかけ、自民・公明両党に対抗できる候補として、野田くによし氏への支援を強く呼びかけました。
