『23区の議長全員で海外視察、1844万円なり』!!

4月11日から15日の3泊5日(一日機中泊)でシンガポールとマレーシアに行くという。何しに行くのか。
23区が合同で作っている自治法上の団体で、23特別区清掃一部事務組合というのがある。主に清掃工場を運営している団体だ。この団体の議会は各区の議長の当て職になっていて、要は自民党の集合体だ。
 これまでJAICAと協同して清掃一組合は清掃事業の国際協力を行ってきた。これについては「立派」なことだ。確かに東京清掃の仕事は、ごみ事情が大変に厳しい海外の各地域に貢献できると思う。
 しかし議長たちは、ほとんどが5月の各区議会で議長交代が予測される(?)。 一年、多くても2年しかこの団体に居ない(しかも議会は年4回、一日で終わる(委員会は除く))交代するのにその前の4月に海外に行ってこようなんてどう考えてもおかしい。
 もしお金を使って国際貢献なら、素人の議長たちが行くより、少なくとも職員がいく方が有効だ。
どちらが海外協力か、チョット考えただけでもわかりそうなものだ。
 折しも目黒清掃工場建替えに伴う解体説明会が7月から9月にかけて予定されている。住民の騒音・振動被害はそっちのけで、海外に税金でいく、気が知れない。