本日、臨時国会召集 12月10日までの69日間の会期で   

 岡田幹事長は、臨時国会の意気込みや攻める部分を記者団から問われると、「国葬の問題、旧統一教会の問題、補正予算も出てくると思う。経済対策や物価対策、12月は安全保障3文書の改定もあり、それに向けての議論がある。それぞれ非常に重要な課題なので、メリハリをつけながらしっかり議論していきたい」と説明しました。

 武村正義元官房長官の訃報について受け止めを問われると、「細川政権の官房長官、私も時々ご指導いただいていましたし、その後も滋賀に行ったときにお会いしたり、電話がかかってくることもあった。この国の政治についてすごく心配しておられた。今回のことはとても残念だと思う。もう少しいろいろな意味でご指導いただきたかった」と述べました。

 予定の4分の1以上の国会議員の要求があれば国会を20日以内に開かなければならないとする国会法改正案について質問されると、「国会と内閣の関係は一度きっちりと見直した方が良い。ずいぶん荒れていますから」と述べ、「一番私がひどいと思ったのは、安倍元総理の時に3カ月以上ずっと放置し、国会召集をしたら即解散。私は憲法違反だと思いますが、健全な民主主義にとって決して良くない」と批判しました。

 旧統一教会との関係が報じられている細田衆院議長や山際経済再生担当大臣について考えを問われると、「細田議長は衆院議長なので、すぐにやめろとはただちに言うつもりはありませんが、国権の最高機関である国会のトップであり一般の議員とは違うわけですから、それだけ説明責任が求められる。今は自民党の一般議員以下の説明しかしていない」と納得できる説明を求めました。山際大臣については、「私は、総理は更迭するべきだと思う」と述べ、総理が求めた調査の後から新しい事実が発覚し大臣を続けていることについて厳しく批判しました。

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