「政府は最悪を想定して備える基本がまったくできていない」「(経済対策でも)残念ながらまだ平時の意識」と枝野代表

 枝野幸男代表は3日、定例の記者会見を国会内で開きました。冒頭、新型コロナウイルス感染症の拡大と国民生活への影響について、「政府は最悪を想定して備えるという基本がまったくできていない」と指摘し、強い危機感を示しました。

 その上で、(1)軽症者を自宅やホテルで療養させる方針を決めたことは半歩前進だと評価するものの、医療機関がしっかり関わることが必要であり、これは都道府県に責任と権限があるが、国は財政的な部分も含め責任を持ち支援をしていく必要がある(2)こうした体制を確保し、検査を拡大し、一日も早く未発症の感染者や感染ルートを追えない感染者を発見できるようにする(3)重症者に対する医療体制を確保するために、人工呼吸器や人工心肺装置などが不足しないよう関係業者に対し量産等を要請、必要に応じて財政的な支援も行う。また、これらの医療には一定の訓練が必要であるので、そうした人員を確保する(4)医療関係者の感染対策をさらに徹底し、また、キャパシティが大幅に超えてしまっている帰国者・接触者相談センターを担当している地方自治体には、国は財政面も含め強力に後押しをする――ことを政府や関係部署に求めると誓いました。

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https://cdp-japan.jp/news/20200403_2806

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